よみがえったMDたち ~白日のKYOTOよ、STAY GOLD~

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このブログは、だいたい何かしら音楽をかけながら記事を書いている。

ちなみに今日のBGMはこちら。YouTubeのおかげで、STAY AT HOME生活も悪くないと思える今日この頃。




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さて、今日はMDについて語りたい。
同世代の方にとっては「なついアイテム」ではなかろうか。


…去る2月に、Twitterでお世話になっている*kaoru(@kaoruchy)さんから、ひょんな事からMDデッキを譲っていただいた。
しかも送料のみで!

そのうえ、「スピーカーは持っているから本体だけいただけますか?」というワガママにも快く応じてくださった。本当にありがたいことだ。
ちなみにコレは、狭小住宅に住んでいるがため、設置スペースにシビアにならざるを得ない妻のリクエストだった。落ちぶれてスマン。


こうして僕と妻は、約7~8年ぶりに「MDの音」に触れることとなった。


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実は、自宅にはかねてから、CDの5倍ほどの枚数にのぼるMDディスクが眠っていた。
もともと僕はCDを直接購入するより、レンタルしてMDに焼くスタイルが長かったからだ。

※以下の記事にも、そのへんの音楽調達生活については細かい思い出話をまとめている。
ちなみに妻も、なかなかの枚数を保有していた。
ヒップホップ系が多めである。
あとは洋楽Best Hits的なやつがチラホラ。


MDは個人的に好きなプラットフォームだった。

何といっても、「カセットテープよりも頭出しがラク」というのがMDの良いところ。
バンドのスタジオリハを録音する時、ものすごく重宝した。
アレンジをいろいろ試しながら2時間ほど音を出すわけだが、基本的にずっと録音しっぱなし状態にしておく。
そして、家でじっくり聴きながら振り返る。


しかし…8年ほど前、我が家を突然の悲劇がおそった。
MDデッキのMD再生機能だけが故障してしまったのだ。

ちなみに、以前所有していたMDデッキも、やはりMD再生機能から先にヤラれた。
そのため「そもそも技術的に耐久性がショボいのかも?」と今でも思っているし、同じような憂き目にあっている人は少なくないと信じている。

それ以来、どうもサブスクリプションサービスに移行しきれなかった僕は、ごく一部の好きなアーティストの新譜以外は手に取ることがなくなった。仕事も多忙を極め、あまり音楽に時間的・精神的リソースが割けない日々がしばらく続いた。


2~3年前、育児や仕事や余暇のバランスを自分なりに取り戻すことができた。
Twitterも本格的に再開し、ブログも書き始めたことで、音楽的嗜好の近い人々とのつながりも生まれた。
ほどなくして、冒頭で触れた*kaoruさんとも知り合うこととなった。

なお、*kaoruさんはJ派。僕はINORAN。


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よみがえった音源たちの中でも、特にこの3つのアルバムはガンガンかけている。


1) 「Lifetime」(GRAPEVINE)

高校~大学にかけて流行ったバンドの中では一番「音がオッサン(いい意味で)」で好き。
特にこのアルバムで彼らを知ったときは、「光について」がバズっていた。
「脳内で突然再生される率」が最も高いアルバムのひとつ。



2) 「MIRACLE DIVING」(JUDY AND MARY)

ご存知、ジュディマリの代表曲「Over Drive」が収録されたアルバム。
とは言え、ベスト・オブ・アルバムは何といっても「KYOTO」。
ラストのサビで少しコード進行が変わるところが憎い。そこに乗っかるTAKUYAの秀逸すぎるバッキング。

「プラチナ」という曲も良い。あのヒロトと真島氏が参加しているのだから。

ちなみに、高校に入った直後、学内イベントで先輩バンドがこの曲をコピーしている姿を見た。
そこで僕は「バンドをやればこういう可愛い女子と合法的に仲良くなれる」と勘違いし、軽音楽部の門を叩いた。

現実はそんなに甘くない。



3) 「MAKING THE ROAD」(Hi-STANDARD)

ハイスタは、周りが超大絶賛していたため、正直はじめは「半強制的に聴かされた」感がある。
それまではメロコアというジャンル自体に、フックを感じたことがなかった。
でも、このアルバムだけは何かが違った。ノンストップであっという間に聴き切れるライブ感が詰まっていた。

これをきっかけに、HAWAIIAN6やHOLSTEINの音源も何枚か買うことになった。
歌謡曲的な血脈を感じるこれらのバンドのほうが、イエモン出身の僕個人としてはツボではある。

しかし、レスポールを横山健ほどカッコよく構え、弾く人を僕はあまり知らない。




といった具合に、MDを聴き漁るたびに思い出の扉がバタンバタン開いていくのを感じる。

…たまに開きたくない扉が開いてしまうことがある。
ショボい演奏のライブ音源(自分のバンドの)だ。

タイムスリップできたら、作曲センスだけは正直悪くないなと思うけど(笑)、もっと練習しろ!と言ってやりたい。

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