BOWL ~メガネ×WEEZER×遊戯王~

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BOWLというバンドをご存知だろうか。
「遊戯王デュエルモンスターズGX」の主題歌を担当していたため、テレビアニメで観ていた世代の方はご存知かも知れない。


僕も、BOWLをめちゃめちゃ聴いていた時期があった。
だが、彼らを知るきっかけは遊戯王ではなく、現場(ライブハウス)だった。



あれは2002年か、2003年頃だったと思う。



WEEZERなどのパワーポップがマイブームだった20代前半。
気になって仕方ないため、すぐにタワレコでミニアルバム「UP!!」を買った。

黄色いジャケットが印象的だった。
初期の代表曲「花」や、「fish&chips」が特にお気に入りだ。

※下記のサイトの紹介文が割と共感できたので、リンクしておく。

なぜここまでBOWLにハマったのか?を考えてみた。
おそらく、「自分のやりたい音楽スタイルに近いものを感じたため」だと思う。


ポップな曲が好きだし、そういうテイストの曲を作ることも多いが、ギターの音はガッツリ歪んでていて欲しいと常に思っていた。
そして、ボーカルもギターをちゃんと持って弾く、ツインギタースタイルが理想だった。
ただし、ボーカルが持つギターは、アコギではダメ。基本的にはハムバッカーのピックアップが乗ったギターを持つべし。必要に応じて、リード(ギターソロ)も弾くべし。

…そんな僕の少し(だいぶ)偏った趣味に合致していたのが、WEEZERであり、BOWLなのだ。


ただ、BOWLはハムバッカーではない。
Vo&Gの丸山和弘氏は白のジャズマスターをORENGEのアンプに突っ込んでいた。
Gの中村太郎氏はテレキャスを自作エフェクター経由でアンプへ。ちなみにアンプも改造が加えられていたと記憶している。
歪みの度合い(ゲイン)は申し分ない。

BOWLのおかげで「フェンダーを歪ませた音の素晴らしさ」を知ることができた…とまで感じている。
現に、僕の自宅には今ストラトしかない位だ。



そして彼らを構成する要素は他にもあった。
全員、黒縁メガネだった(メジャーデビューしてからメガネはやめたようだが…)。

9歳の頃からずっとメガネをかけ続けている僕は、メガネユーザーがロックで成功するのは簡単ではないという先入観があった。
しかし、リヴァース・クオモはもちろん、BOWLのメンバーたちが黒縁メガネをかけながらもメジャーデビューしていった姿を見て、自分もロックし続けようと思った。


BOWLは2007年に解散した。
そのあとも、時々ひとりでカラオケに行ったときは、「99%」や「花」といった曲に人知れずチャレンジしていた。
そのたびに、丸山和弘氏の偉大さを思い知る(笑)。


最近になって、「泡(うたかた)」というユニットとして活動していることを知った。
アコギで歌い上げるスタイルらしい。
Twitterアカウントは早速フォローした。ライブ情報が告知される日が待ち遠しい。



…とは言え、ジャズマスターを持ってバンドアンサンブルの中で叫ぶ姿をもう一度観てみたいと言ったら、やはり贅沢だろうか。
ラストアルバムに収録された「ティアドロップ」を聴きながら、そんな事をふと思ってしまう。


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