20代の僕とFF(ファイナルファンタジー)のオシャレな関係

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※この記事は、「妖星乱舞」を聴きながら書いている。
ちなみにおすすめは、「ダイナ四バンド」バージョンである。マジで筆が進む。


どうやら、PlayStation4でリメイクされたFF7が、ついにあと2か月で発売されるらしい。

それにしてもゲームとは、なぜこんなにも人の心を熱くさせるのだろう?


食事や入浴の時間まで削って、昼夜問わずゲームに明け暮れる人生を送っている人も少なくない。
ゲームのオーバードーズで破綻を来たし、自分だけでなく家族や他者に負の影響を及ぼしてしまう痛ましい事件は後を絶たない。

現に(※)、僕の同僚はオンラインゲーム(おそらくFF14)にハマってしまい、45歳にして独身だ。
※ちなみに「現に」と入力しようとして五回ほど「源氏」とタイプミスしてしまった。きっとBGMのせいだ。

そして、風呂に入らないもんだから、圧倒的にクサい。課長クラスから注意されても改善しようとしないのだから、かなり重症だ。
彼と同じ職場に配属されて以来、ファブリーズとウエットティッシュの消費量がハンパない。



…こんな話を今日はしたいわけじゃない。

かく言う僕も、20代前半の頃まではしっかりゲーマーだった。

ドラゴンクエストとファイナルファンタジーを中心にRPGしかほぼやらなかった。
ホラー系やスポーツ系も好きではあったが、基本的にアクション操作がドヘタなので実に苦労した。
「バイオハザード」なんて、歩きたい方向に歩けないというだけの理由で20回くらいゾンビの餌食になった。


とくに青春時代は、FF(ファイナルファンタジー)のオシャレな王道RPGの世界観にハマった。
アルテマウェポン(究極の武器)を振り回す8頭身のイケメンになれるゲームなんて、世界中を探したってFFしかない。

FFは1~10までは全クリした。
オンラインゲームはどうも性に合わないうえに環境を整えるのがタイヘンだったため、11はスキップ。
12は主人公の扱いがあまりに雑だったため感情移入できず、シナリオの佳境まで進んだところでやめた。

もともと他人との競争や、タイムトライアルが苦手かつキライな性格なので、自然とこんなプレイスタイルになった。


1)じっくり自分のペースで、納得いくまでキャラを育成する

「短時間クリア」とか「低レベルクリア」といった類のやりこみプレイには、全く食指が動かなかった。
当然、エクスカリバーIIなど実際に目にしたことはない。

強力な呪文と武器を手に入れ、周辺のモンスターを余裕で駆逐できるようになったら、次の目的地へ向かう。
そして修行と貯金を重ね、また武器をグレードアップする…。

ギリギリの強さで敵とのせめぎ合いを楽しむのは、中ボス戦だけでよいのだ。
ザコはザコとしてサクッと倒せる状態になるまでは、石橋を叩きまくるのが流儀だった。


2)BGMは覚えてしまうくらい聴き込む

BGMをゆっくり楽しめる。これもBGMならではの良さだと思う。
人生の様々な場面に音楽がリンクするように、曲のフレーズでプレイしたあのシーンが蘇る。
FFX中盤の重要なムービーシーンで流れた「素敵だね」を聴くと、今でも泣ける。

ATB(コマンド入力中も敵が待ってくれない戦闘システム)に追い立てられながらも、サウンドトラックCDのおかげで戦闘シーンのBGM含め、細部まで聴き込むことができた。

BLACK MAGES(植松伸夫氏が自ら率いるバンド)によるセルフカヴァーアルバムも秀逸だった。
FF2の皇帝とのバトルに使われている曲も、途中で「絶対これイングヴェイだろー!」というアレンジがさりげなく入っていた。
HR/HM好きにもたまらない作品だ。


…そんなこんなで、ゲームにどっぷり浸かっていた僕も、嫁と一緒に住むようになってからゲームは卒業した。

そもそも、PlayStation3 以降、ハードを買っていない。
スマホゲームも相当やっていたが、あっさりやめてしまった。
嫁がゲーム嫌いであることも理由の一つにはなるが、結局は「ゲームに費やす可処分時間の減少」と「気力・体力の減少」が要因としては大きいと思う。

今はこうして、いつか娘が自分の書いた文章を読む日のことを思いながら、「こんな生き方でもまあまあオッケーだぜ。聖人君子になるこたぁないよ」というメッセージを込めて、こんな記事を書いている。
もし娘が、学校や会社で自分を見失いそうになって悩んでいたら、力の入りまくった肩をちょっとラクにしてやりたいものだ。



とは言え、老後の夢はいまだに諦めていない。
自分で挽いた豆でコーヒーを淹れ、南向きの日当たりのよい部屋で、のんびりRPGをプレイしまくるのだ。

そうだ。FF20をプレイするために、初めて支給された年金で「PlayStation10」を買ってこなければ。

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